タナベについて
INTRODUCTION
タナベには、創業以来、一世紀に渡り培ってきた「熱技術」があります。この熱技術を、時代のニーズに合わせ、様々な形に応用、活用してきました。ゴミをいかに減らすか、限りある資源をいかに再利用するか、温室効果ガスをいかに減らすか。時代の課題に熱技術で挑む「熱技術のイノベーター」、それがタナベです。
熱技術のイノベーター
INTRODUCTION-1
タナベの歴史は、地元企業が所有する電気炉のメンテナンス事業から始まります。1957年には初の電気炉を製造・納入し、製鉄業界向けの電気炉メーカーへと転身。それ以降、各種電気炉を始めとする溶融炉や、ロータリーキルンやオーブン炉などの各種工業炉を、幅広い産業を対象に提供しています。
タナベでは、お客様の声に真摯且つ柔軟に向き合う姿勢と、挑戦を厭わないベンチャーマインドで、元々は合金鉄製造、非鉄精錬の用途が主だった電気炉の技術を、精錬・溶融から新素材、さらに環境分野へと広げています。また、多様化する産業分野の新しい製造プロセスに対しても、全体をシステマティックに捉える「プロセッシングシステム」を提案。熱技術を軸とした幅広い領域で、時代のニーズに応え続けています。
INTRODUCTION-2
近年、世界的な取り組みとなっているカーボンニュートラル。地球環境を守る、我々人類の責務とも言える取り組みです。その中の大きな取り組みの一つに、電気エネルギーの推進があります。タナベでは、二次電池材料などの高機能粉体の連続熱処理ができる設備として、熱技術を応用した高温高気密ロータリーキルンを提供、世界のカーボンニュートラルを支えています。
環境・資源リサイクル分野で一層高まる有価金属の回収ニーズに応える製造副産物を溶融還元処理する技術や、深刻なゴミ問題の改善に寄与する都市ゴミ焼却灰を減容する技術、住宅の断熱材として使用される「ロックウール」製造用の電気炉技術など、タナベの熱技術は人々の生活を支える、社会貢献度の高い事業です。
INTRODUCTION-3
1971年、自社開発の技術が評価され、世界の合金鉄生産をリードする米国へのプラント輸出を実現。当時、国際的に無名だった日本企業の進出は注目を集め、現地の業界誌では「リトルジャイアント」と評されました。これを皮切りに国際舞台での引き合いが急増、75年には旧ソ連から世界最大規模の炉を受注、タナベの炉は世界的ブランドへと成長しました。
1963年に韓国に電気炉を納入して以来、米国、中国、ロシアを始め、アジアや欧州を中心に国外への納入は拡大を続け、近年ではカーボンニュートラル由来の電池製造のニーズからさらに増加傾向にあり、これまでの納入実績は30カ国に達します。これからも、「熱技術のイノベーター」として、世界のニーズに応えてまいります。
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