製品情報
ROTARY KILN
ロータリーキルン(Rotary Kiln)とは、円筒(レトルト)を回転させて供給装置(スクリューフィーダ等)で炉内(レトルト内)に原料を供給し、撹拌させながら原料を均一に熱処理する加熱炉です。タナベでは、様々な分野に応えるために低温域から高温域(200℃〜2500℃)まで多彩なプロセスに対応します。
ロータリーキルン(Rotary Kiln)とは、円筒(レトルト)を回転させて供給装置(スクリューフィーダ等)で炉内(レトルト内)に原料を供給し、撹拌させながら原料を均一に熱処理する加熱炉です。通常、ロータリーキルンは水平に対してわずかに勾配があり、緩やかに円筒(レトルト)を回転させながら原料を加熱処理出来ます。タナベでは、様々な分野に応えるために低温域から高温域(200℃〜2500℃)まで多彩なプロセスに対応します(タナベで対応可能な用途・処理量の詳細については、個別にお問合せをお願いします)。
ロータリーキルンには、バッチ式と連続式の大きく2つの主要なタイプがあります。これら2つの間にはいくつかの違いがあります。
どちらのタイプのロータリーキルンが最適かは、処理の要件や生産目標により異なります(タナベで対応可能な用途・処理量の詳細については、個別にお問合せをお願いします)。
ロータリーキルンの加熱方式には、電気ヒーター式とガスバーナー式の2つの主要な違いがあります。
電気ヒータは通常、高い温度まで加熱できますが、加熱速度や温度の制御が比較的容易です。キルン内部の温度分布を均一に制御しやすい点も特徴です。炉内雰囲気には、大気(脱炭酸エアー含む)、酸素、窒素、アルゴンなどが対応します。
ガスバーナ式は、処理物由来の熱量をヒートブースタ用の燃料(熱源)として利用します。発生排熱を外熱熱源として活用する省エネタイプの設備です。炉内雰囲気には、過熱水蒸気(SHS)が対応します。
カーボンヒータキルンでの対応となります。
火災・爆発事故の多いアルミ切粉等(活性金属)を安全に付着油水分除去し、安定操業&付加価値向上を実現します。 製品の詳細を見る
従来方式(直接燃焼するタイプ他)と比較し、高付加価値効果および省エネの過熱水蒸気システムを提案致します。 製品の詳細を見る
廃プラや熱量の大きい廃棄物が含有し、一般的な前処理(燃焼式)が難しいものでも過熱水蒸気システムを用いる事で安全に処理が可能です。 製品の詳細を見る
金属資源(廃棄物や有価物)の表面塗装や付着物、有機分を安全に除去します。 製品の詳細を見る
小型機~量産機まで処理物、処理料、付帯機器、設置面積等ニーズに合わせた最適設計を提案します。 製品の詳細を見る
長時間(4h以上)の焼成が必要なサンプルはバッチタイプのロータリーキルンを推奨しています。連続式ロータリーキルン同様に様々な雰囲気ガスを炉内挿入し、攪拌させながら原料を焼成します。 製品の詳細を見る
長時間(4h以上)の焼成が必要なサンプルはバッチタイプのロータリーキルンを推奨しています。連続式ロータリーキルン同様に様々な雰囲気ガスを炉内挿入し、攪拌させながら原料を焼成します。小型試験機なので少量高付加価値原料の焼成評価がしやすいです。 製品の詳細を見る
ロータリーキルン本体だけではなく、キルン排出以降の原料冷却設備から排ガスの処理(脱臭・集塵)設備までお客様のニーズに合わせたトータルエンジニアリングを提案します。また、付帯設備だけの設計・製作も可能ですので、ご希望の付帯設備があれば、ご相談ください。
ロータリーキルンから排出された原料を冷却ジャケット構造の熱伝導により冷却する設備を提供しています。 製品の詳細を見る
ロータリーキルンから排出された原料を水冷ジャケット構造のトラフにて熱伝導により冷却する設備を提供しています。 製品の詳細を見る
排ガス中に含まれる臭気成分をバーナー等により高温で酸化分解処理を行う付帯装置です。 製品の詳細を見る
研究開発用途(品種改良や次世代粉体の開発)またはロータリーキルン化への検証としてお客様の熱処理ニーズに応じて設備導入に向けた検証試験が実施できます。
ロータリーキルン納入後のアウターサービスを充実させ、お客様の最適な操業環境づくりに寄与します。
定期メンテナンス
お客様の停炉期間に合わせたベストなメンテナンスを提案します。
・シール部の清掃・交換作業
・外筒ヒータの健全性確認
・炉内の清掃・健全性確認
・炉内の清掃・健全性確認
・ローラ等の消耗品の交換作業等
スペアパーツ販売
安定操業に必要な各種消耗品・予備品を取り揃えております。定期メンテナンスでの設備診断と合わせてご提案しております。
改造工事対応
生産能力の強化、品種の切り替えに伴う炉内機構の改造等さらなる機能を実現するための改造工事を実施しております。
弊社には試験装置がある為、出来栄えを確認することが出来ます。両社で詳細な試験内容を確認した上で対応可否を判断させて頂きます。
粉体処理には、ロータリーキルン(加熱炉)本体だけでなく、様々な前後装置や排気ガスの処理設備が必要となります。そのため、弊社では様々な付帯機器をお客様のニーズに応じてご提案致します。
主に大気(脱炭酸エアー含む)、酸素、窒素、アルゴン、過熱水蒸気となります。その他もご相談頂いた上、対応可否を判断させて頂きます。
定期メンテナンス、スペアパーツ販売、改造工事対応も含め対応します。指導者のみの対応またはメンテナンス業者とのコラボ対応 等も可能です。
アジア、ヨーロッパ に多数納入した実績はあります。その他も海外へ納入することは出来ますのでお問合せ下さい。
弊社には連続式φ300RK×2台(特殊粉体用/1台)、連続式φ100×1台、カーボンヒータキルン×1台、小型バッチ式ロータリーキルン(φ400)を所有しておりますので検証試験から進めることが出来ます。
ロータリーキルン自体を防爆仕様は出来ません。計装機器等は部分的に防爆仕様品を選定する事は出来ます。
円筒径(レトルト径)は、Maxφ1,400となります。処理能力はおおよそ1,900~2,600 L / h(φ1400 RKの参考目安)です。
900℃までならば電気式ロータリーキルンで対応する事が可能です。1,000℃~2,500℃まではカーボンヒータキルンで対応する事が可能です。
SUS材からその他特殊合金まで取り扱っておりますので変更する事は可能です。但し、セラミック材は取扱っておりません。
ロータリーキルン
過熱水蒸気式 小型バッチ炉
過熱水蒸気式 小型バッチ式ロータリーキルン
アルミ缶(UBC)向け 過熱水蒸気式 デラッカリングシステム
(ラボ試験用)小型サイズ 連続式外熱ロータリーキルン
排ガス処理用 直接燃焼式脱臭炉(バーナ方式)
連続式外熱ロータリーキルン(電気式)
中型サイズ バッチ式外熱ロータリーキルン(電気式)
小型サイズ バッチ式外熱ロータリーキルン(電気式)
原料冷却用 連続式スクリューフィーダ
中型サイズ(実証試験用) 連続式外熱ロータリーキルン(電気式)
小型サイズ(開発試験用) 連続式外熱ロータリーキルン(カーボンヒータ方式)
原料冷却用 連続式ロータリークーラ
金属廃棄物向け 過熱水蒸気式 付着・含有した有機分除去システム
各種金属切粉向け 過熱水蒸気式 洗浄・脱脂システム
アルミ切粉等(活性金属)向け 過熱水蒸気式 洗浄・脱脂システム
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